レアルマドリード情報

世界一偉大なクラブ、レアルマドリードについて書いています

スモールチームの戦いと不完全なVAR

ようやくようやく勝った

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けが人が続発しているチーム状況もあってか、引いて引いて引きまくってワンチャンスをものしてようやく勝った。ベティスが攻撃的なポゼッションサッカーを軸にしていることも影響しているが、レアルマドリードが下位のチームにスモールチームがやるような戦い方をして勝つのは見るに堪えない。CLの強敵ならまだしもリーガのベティス戦で5バックを敷いて勝っても嬉しくないし楽しくない。それだけチーム状況が最悪で移行期の現れといえるが。

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ソラーリはCLかリーガのタイトルを獲得しない限り続投はない。イスコとの間にどういうトラブルがあるのか不明だが、起用しないことは解せない。ジダンとハメス・ロドリゲスもレギュラーから外したことで衝突はあったが、ハメスを起用しないことはなかった。うまくマネージメントしていた。マルセロも前節のコパから起用されなくなっているのでもしかしたらイスコと同じような問題があるのかもしれない。暫定監督として就任してからは移行期のチームを上手にマネージメントできていた印象だったが、ここにきて少しずつタガが外れている様子。今季は無冠で終わる可能性が高いのでCL出場権を獲得し来季に向けての計画を遂行してほしい。ドン・フロレンティーノペレスは会長の椅子を約束されていない。CL出場権を逃すことがあれば間違いなくアディオスだ。

VARはまだ未完成

カナレスが決めたゴールがVARで判定され結果的にゴールとなっている。目視でみるとい微妙な判定でどちらとも判断できる。テクノロジーで判断すると明らかなオフサイドだ。カルバハルがツイッターにアップしている。

 

VAR審判団がなぜオンサイドにしたのか不明だ。リーガで実施されているVARの問題は審判団が決定した過程が公開されていないこと。テレビ画面では場面が表示されるものの、スタジアムでは非公開となっている。視聴者は場面表示される映像をみても、VARの過程はまったくわからない。

カルバハルがツイートした映像ではDFラインとカナレスのポジションに線が引かれ明らかなオフサイドであることが証明されている。VAR審判団は同じ映像をみていないのだろうか。どちらにしても過程を公開しなければ恣意的な操作が行われている疑念は続く。10年以内にはAIが判断することになるだろうが、それまでは決定に至るまでのプロセスをリアルタイムで公開する必要がある。

JリーグでもVARは導入されるだろうから、スペインで問題となっていることを参考にしてもらいたい。リーガのVARはまだまだ不完全だ。