レアルマドリード情報

世界一偉大なクラブ、レアルマドリードについて書いています

Viva! Vinicius Jr

18歳とは思えない圧巻のパフォーマンス 

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マンマミーア!クラシコでのVinicius Jrのパフォーマンスは最高にスペクタクルだった。18歳の少年がコパ・デル・レイの準決勝とはいえクラシコ、敵地カンプ・ノウで堂々たるプレーを披露するのは簡単なことではない。それを彼ときたら!バルセロナのセメドをきりきり舞いにし、ブスケッツを抜き、得点につながるパスをベンゼマに出しと素晴らしいプレーをみせてくれた。もしマドリーが負けていてもVinicius Jrのパフォーマンスをみるだけでお腹いっぱいになっていた。このままの調子を維持すればCLでもスタメンになるのは確実。ベンゼマ、モドリッチと同じく攻撃を牽引している。

18歳であれだけのプレーができるとは…。メンタルの強さが半端じゃない。5年後が楽しみでならない。

序列の変化はあるか

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ベイルはいつもどおり1人だけリズムが異なるプレーをして、攻撃を停滞させていた。彼は怪我さえなければ世界でも有数のFWなのは間違いないが、毎シーズン怪我で離脱して調子を落とし、本調子へ戻るまで遅いのが常態化している。ベイルを中心としたチーム構築をめざしたロペテギは貧乏くじをひかされたといってもいい。ソラーリは公の場でベイルにプレッシャーをかけ続けている。クラシコではっきりしたのはベイルは一つのボーンにしかすぎず、特別扱いされることはないこと。調子が良ければスタメンでプレーし、相手によって出場するかしないかが決まる。

シーズンが終わるころにはViniciusとの序列が交代している可能性は十分にある。ペレスはViniciusを入団当初から持ち上げ起用するようにプレッシャーをかけ続けていた。ベイルも会長の庇護はあるが前半戦のパッとしないパフォーマンスから信頼を失った可能性も否定できない。

マドリディスタで彼にロナウドの代わりになると思っていた人は限りなくゼロで、スターとしての魅力もない。本来なら今シーズンでアディオスすべき選手だった。来シーズンはさすがに去ってくれるだろう。(強く願っている)

アザール獲得も遠ざかった?

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最近の試合でのパフォーマンスとクラシコでの堂々としたプレーをみるとアザール獲得は遠ざかったのではないか。アザールはずっと「チェルシーに残りたい」「マドリーは子どものころからのあこがれ」と言ったどっちつかずのコメントを残している。本音はワールドカップ終了後マドリーに移籍したかったのだろう。最近のマドリーは若手有望株に投資しており高額な成熟した選手には手を出していない。アザールは28歳とサッカー選手でいえば残り僅かな旬しかなく円熟期に突入する。チェルシーとの契約も1年しか残されていないのに£1億もの移籍金を払うのは微妙なところ。

最近のコメントで「将来については決断した」とマドリーに正式オファーを出すようプレッシャーをかけている節があるので、近々移籍か残留か決まるだろう。個人的にはVInicius、来季加入することが決まっているロドリゴ、20歳ながら怪物的なプレーを披露するムバッペに投資するほうが短期・長期的にも理に適うと考える。来シーズンは今シーズンの結果に関わらず改革が行われることは確実だから、若手への投資を続けてもらいたい。

Vinicius Jrはマドリーで長くプレーすれば悪い時期もくるだろう。悪い時期も乗り越えてスーパースターになってほしい。彼はスターになる素質と資質を備えている。

VIVA!!!!! VINICIS JR!!!!