18ー19シーズンの終了
クラシコ2連敗、CLでアヤックスに惨敗、3月初旬で今シーズンが終わった。サイクルの終焉だ。来シーズンは大刷新になること間違いない。ロナウドはいつか去っていたとはいえまともな補強をせず監督もその場しのぎで決まり、1ミリもマドリーに貢献していないベイルを主軸に置いたフロレンティーノ・ペレスが最も責任を負うべきだ。すぐに会長の座を追われることはないだろうが、来シーズンも同じ失敗をするようであれば間違いなく会長をクビになる。個人的にはその可能性はかなり高いと思っている。
今シーズンはあと2ヶ月あるわけだが、ソラーリは最後まで指揮することはない。すぐに辞任するかもしれない。ベイルはまた怪我をした。彼も二度とマドリーでプレーすることはない。若手選手を積極的に起用していくことになるだろう。今シーズンの目標はリーガを3位で終えること。4位との差は10pくらいあるので問題ないだろう。
クラシコとアヤックス戦で誰を放出するか候補をあげよう。
GK クルトア ルカ
DF ナチョ、マルセロ、オドリオソラ、バジェホ
MF クロース、セバージョス、イスコ、カセミロ
FW ベイル マリアーノ ベンゼマ
半分以上選手を変えることになるだろう。
一つのサイクルが終わった。今シーズンは非常に愚かなシーズンだった。ロペテギは結果を残せず、ソラーリはジダンになれなかった。これから来シーズンに向けての補強に動き出すことになる。
マドリディスタにとって辛いシーズンとなったが、捲土重来、来シーズンは新たな監督、選手とともにタイトルを獲得し楽しめるフットボールを展開してくれることを願おう。
※ソフィアの顔みて笑った。
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— El Chiringuito TV (@elchiringuitotv) 2019年3月5日
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ベイルよ、世界中のマドリディスタは君を支持していない
ベイルはマドリー史上最高額の移籍金で加入した。ペレスはロナウドの後継者候補として大いなる期待をしていた。今シーズンはベイルが主役となりチームを牽引していくことになっていた。すべて過去形、もう終わったことだ。ロナウドの後釜になれないことはペレス以外わかっていた。そもそもロナウドとベイルを比較すること自体ナンセンスだ。
ベイルは勘違いをしている。シーズンを怪我なくフルに戦ったことは一度もなく大事な場面で怪我を繰り返し続けてきた。ゲーム中でも一人だけチームのテンポと違うプレーを悪い意味で繰り返し続けてきた。アンチェロッティ時代には何を勘違いしたのか「自分が主役になりたい」と自分では言えず代理人を通じてペレスに申し出ている。ジダンと軋轢がありわざわざメディアを通じて言っていたがジダンとでは格が違いすぎる。昨シーズンのCL決勝での2ゴールは決定的だったが、本来ならムバッペが移籍してきていたはずだったのでベイルがいようがいまいが関係なかった。おしゃべりクルトアはベイルがチームの中で浮いた存在であり「ゴルファー」というあだ名がついていると暴露してしまった。プロスポーツだから仲がいい悪いはどうでもいいことだが、常時結果を残していないからイメージは悪化する一方。
レバンテ戦でバスケスへの対応は外部から批判され内部からも支持されていない状況に我慢ができなかったのだろう。公の場でマドリーの選手でありながら自分をコントロールできないのはとてもとてもとても情けない。ロナウドが同じことをしていたならロナウドを擁護する声は強かっただろう。(彼はそんなことしないが)しかしベイルはチーム1の高給取りでありながら試合にロクに出場できず&結果も残せずファンに向けてまともに声を発せていないならベイルを支持するマドリディスタは誰もいない。スペインでも試合直後からベイル放出を求める声は一気に強まっている。
ペレス、ソラーリがどう対応するのか不明だが、もうベンチにも座らないでもらいたい。ベイルがいなくてもアセンシオ、マリアーノ、ビニシウス、ブラヒムと優秀な若手選手がいる。彼らの成長を促すためにもベイルは必要ない。次節のコパクラシコではベンチ外のほうがいい。彼がいなくても勝てるし何も問題ない。ペレス&ソラーリは決断すべきだ。
ベイルよさらばだ。加入したときから君のプレーは好きになれなかった。ようやく来シーズンからいなくなり新たなスターがやってきてくれる。残念なことに君を支持するマドリディスタ、チームメイトは誰もいない。もう二度とマドリーでプレーする君をみたくない。
Viva! Vinicius Jr
18歳とは思えない圧巻のパフォーマンス
マンマミーア!クラシコでのVinicius Jrのパフォーマンスは最高にスペクタクルだった。18歳の少年がコパ・デル・レイの準決勝とはいえクラシコ、敵地カンプ・ノウで堂々たるプレーを披露するのは簡単なことではない。それを彼ときたら!バルセロナのセメドをきりきり舞いにし、ブスケッツを抜き、得点につながるパスをベンゼマに出しと素晴らしいプレーをみせてくれた。もしマドリーが負けていてもVinicius Jrのパフォーマンスをみるだけでお腹いっぱいになっていた。このままの調子を維持すればCLでもスタメンになるのは確実。ベンゼマ、モドリッチと同じく攻撃を牽引している。
18歳であれだけのプレーができるとは…。メンタルの強さが半端じゃない。5年後が楽しみでならない。
序列の変化はあるか
ベイルはいつもどおり1人だけリズムが異なるプレーをして、攻撃を停滞させていた。彼は怪我さえなければ世界でも有数のFWなのは間違いないが、毎シーズン怪我で離脱して調子を落とし、本調子へ戻るまで遅いのが常態化している。ベイルを中心としたチーム構築をめざしたロペテギは貧乏くじをひかされたといってもいい。ソラーリは公の場でベイルにプレッシャーをかけ続けている。クラシコではっきりしたのはベイルは一つのボーンにしかすぎず、特別扱いされることはないこと。調子が良ければスタメンでプレーし、相手によって出場するかしないかが決まる。
シーズンが終わるころにはViniciusとの序列が交代している可能性は十分にある。ペレスはViniciusを入団当初から持ち上げ起用するようにプレッシャーをかけ続けていた。ベイルも会長の庇護はあるが前半戦のパッとしないパフォーマンスから信頼を失った可能性も否定できない。
マドリディスタで彼にロナウドの代わりになると思っていた人は限りなくゼロで、スターとしての魅力もない。本来なら今シーズンでアディオスすべき選手だった。来シーズンはさすがに去ってくれるだろう。(強く願っている)
アザール獲得も遠ざかった?
最近の試合でのパフォーマンスとクラシコでの堂々としたプレーをみるとアザール獲得は遠ざかったのではないか。アザールはずっと「チェルシーに残りたい」「マドリーは子どものころからのあこがれ」と言ったどっちつかずのコメントを残している。本音はワールドカップ終了後マドリーに移籍したかったのだろう。最近のマドリーは若手有望株に投資しており高額な成熟した選手には手を出していない。アザールは28歳とサッカー選手でいえば残り僅かな旬しかなく円熟期に突入する。チェルシーとの契約も1年しか残されていないのに£1億もの移籍金を払うのは微妙なところ。
最近のコメントで「将来については決断した」とマドリーに正式オファーを出すようプレッシャーをかけている節があるので、近々移籍か残留か決まるだろう。個人的にはVInicius、来季加入することが決まっているロドリゴ、20歳ながら怪物的なプレーを披露するムバッペに投資するほうが短期・長期的にも理に適うと考える。来シーズンは今シーズンの結果に関わらず改革が行われることは確実だから、若手への投資を続けてもらいたい。
Vinicius Jrはマドリーで長くプレーすれば悪い時期もくるだろう。悪い時期も乗り越えてスーパースターになってほしい。彼はスターになる素質と資質を備えている。
VIVA!!!!! VINICIS JR!!!!
スモールチームの戦いと不完全なVAR
ようやくようやく勝った
けが人が続発しているチーム状況もあってか、引いて引いて引きまくってワンチャンスをものしてようやく勝った。ベティスが攻撃的なポゼッションサッカーを軸にしていることも影響しているが、レアルマドリードが下位のチームにスモールチームがやるような戦い方をして勝つのは見るに堪えない。CLの強敵ならまだしもリーガのベティス戦で5バックを敷いて勝っても嬉しくないし楽しくない。それだけチーム状況が最悪で移行期の現れといえるが。
ソラーリはCLかリーガのタイトルを獲得しない限り続投はない。イスコとの間にどういうトラブルがあるのか不明だが、起用しないことは解せない。ジダンとハメス・ロドリゲスもレギュラーから外したことで衝突はあったが、ハメスを起用しないことはなかった。うまくマネージメントしていた。マルセロも前節のコパから起用されなくなっているのでもしかしたらイスコと同じような問題があるのかもしれない。暫定監督として就任してからは移行期のチームを上手にマネージメントできていた印象だったが、ここにきて少しずつタガが外れている様子。今季は無冠で終わる可能性が高いのでCL出場権を獲得し来季に向けての計画を遂行してほしい。ドン・フロレンティーノペレスは会長の椅子を約束されていない。CL出場権を逃すことがあれば間違いなくアディオスだ。
VARはまだ未完成
カナレスが決めたゴールがVARで判定され結果的にゴールとなっている。目視でみるとい微妙な判定でどちらとも判断できる。テクノロジーで判断すると明らかなオフサイドだ。カルバハルがツイッターにアップしている。
— Dani Carvajal Ramos (@DaniCarvajal92) 2019年1月13日
VAR審判団がなぜオンサイドにしたのか不明だ。リーガで実施されているVARの問題は審判団が決定した過程が公開されていないこと。テレビ画面では場面が表示されるものの、スタジアムでは非公開となっている。視聴者は場面表示される映像をみても、VARの過程はまったくわからない。
カルバハルがツイートした映像ではDFラインとカナレスのポジションに線が引かれ明らかなオフサイドであることが証明されている。VAR審判団は同じ映像をみていないのだろうか。どちらにしても過程を公開しなければ恣意的な操作が行われている疑念は続く。10年以内にはAIが判断することになるだろうが、それまでは決定に至るまでのプロセスをリアルタイムで公開する必要がある。
JリーグでもVARは導入されるだろうから、スペインで問題となっていることを参考にしてもらいたい。リーガのVARはまだまだ不完全だ。
来夏ムバッペ、マドリーへ
ロナウドに変わるのは彼しかいない
キリアン・ムバッペ、初めてムバッペの名前を知ったときは何と呼べばいいのかわからなかった。欧州の報道をみると「ジダンがムバッペを絶賛」「フロレンティーノ・ペレスがムバッペを欲する」「17歳の神童」とメディアも超一流の選手もビッククラブも賛辞の嵐しかなく本物のスター候補なのだろうと思った。
モナコでCLベスト4まで進み、PSGに1億8000万€と史上2番目の巨額移籍金で移籍し、ワールドカップではフランス代表として大活躍し優勝している。
プレー面では、足は速く態勢がブレずにトップスピードのままドリブルできる。オフザボールの動きも一流、フィジカルも強くデュエルでは負けない…とまだ20歳になってもいないのに世界トップレベルのプレーを披露するのは驚愕の一言だ。メッシとロナウド後のスターはムバッペだろう。
マドリーはムバッペ獲得に動きモナコと合意していたものの、選手本人がパリへの移籍を希望したため実現しなかったことが明らかになっている。理由はマドリーの競争が激しすぎること。ベイルを売却していれば実現したのに残念としか言いようがない。
今シーズンは過去25年で最低の得点数で、勝てずに内容も乏しく不安定なシーズンが続いている。毎年50点を決めていたスターの穴を埋めるのはベイルでは無理だった。ベイルはベイルでしかないのは誰しもわかっていたことだが、会長だけがわからなかったようだ…。ベルナベウの動員人数も試合ごとに減少しており、直近のリーガソシエダ戦では5万人とスカスカの光景が広がっていた。
さすがに来シーズンは補強するだろう。若手有望株を獲得するだけではタイトルどころかマドリーの魅力は低下する。新たなスターが絶対的に必要だ。
今後10年の成功を保証できるのはキリアンムバッペただ1人だ。マドリーがどういうプランを持っているのかわからないが何としてでも獲得してもらいたい。パリはタフな交渉相手であることは間違いないが、FFPのこともあるし、現在のマドリーの競争は低下しているのでムバッペが新たな王になるのは間違いない。
具体的な情報は表にでてきていないが、来夏のマーケットは期待している
ペレス辞任と放出
ラ・レアルにベルナベウで完敗
希望は18歳のViniciusだけだった。チームの中核を担う選手たちが自分たちで変えることのできない状況であることは如実に伝わってきた。ロナウド&ジダンが去り、CL3連覇を果たした骨格は変えなかったツケが試合に現れている。
開始早々にカンテラーノのウイリアン・ジョゼにPKを決められ、何らかのアクションをみせるのかと思いきやVinicius以外はどうプレーしていいのかわからずピッチ内を右往左往しているだけ。監督ソラーリも苦境に対しての手立てがわかっていないようだった。
後半に入ってからも同じ展開が続き、ルーカス・バスケツが退場してからは意気消沈して時間が過ぎるのを待つだけだった。
ラ・レアルとの試合でわかったことは、抜本的な変化が必要なことだ。公式にマンチェスター・シティーからブラヒム・ディアスが移籍することが発表されていたが、19歳の選手1人ですべてを変えることはできない。
ディアスの加入は短期的ではなく長期的な戦略に基づいているので、現状を打破する手段ではない。では、現状を変える手段とは何か?
フロレンティーノ・ペレス辞任だ。
マドリーブランドの低下
ワールドカップで活躍した選手を獲得する。この方針はペレスが会長になってから一貫している。14年にはコロンビア代表ハメス・ロドリゲスとコスタリカ代表ケイラー・ナバスを獲得して大々的にプレゼンテーションしている。
今季のロシアでは、アザール、ムバッペが大活躍したものの、獲得したのはGKのクルトアだけ。アザールはチェルシー側が要求する移籍金が高額だったため、ムバッペはワールドカップ前からマドリーではなくパリでプレーすることを望んで移籍を拒否している。
以前なら移籍金が高額でも強引に獲得しただろうしマドリーがトップターゲットにしている選手が他のクラブに移籍することはなかった。FFPの導入、他クラブの資本増加など彼らがマドリーに来なかった言い訳はいくらでも上げることはできるが、マドリーの魅力が低下していることに原因があると思っている。
ユベントス、パリ、シティー、リバプール、トッテナム、バルセロナ、アトレティコ、チェルシーといったビッククラブたちは1人の権力者に権限が集中しているシステムにはなっていない。例外はパリだが、彼らはカタール国家の巨大資本がバックについているため莫大な金を投資することができる。株式会社とソシオが運営するクラブではパリのような投資をすることは不可能。
マドリーはあらゆる権限が会長に集中しており、例え正しい戦略に基づいて運営されていたとしても会長の一声で180度変わる。マドリディスタだけでなくサッカー好きなら誰もが知っていることである。
近年の成功はペレスが辣腕だったわけではなく、側近と監督がペレスとの関係を円滑にすることができたからだ。側近はホセ・アンヘルGM、監督はアンチェロッティとジダン。ペレスが誤った判断をしたときには彼らが被害を最小限に食い止め的確な組織運営を行ってきた。
ペレスは、ロナウドが退団してもベイルが同じ役目を果たしてくれると考え、彼の代わり(ネイマール、アザール、ムバッペ)たちは世界最高のクラブに来てくれると考えていたのだろう。GMとジダンはわかっていた。ロナウドの代わりはいないしスター選手たちはマドリーに来ないことを。だからこそロナウド放出を最後まで踏み止まらせ、ベイルの放出を強く求めていた。ロナウド放出とジダンが辞任した具体的な経緯は不明だが、ペレスとの対立、決断を思い留まらせることができなかったことは容易に想像ができる。
今シーズンはじめて"Florentino Dimicion"のブーイングがベルナベウに鳴り響いた。マドリーの機関紙であるmarcaは報道していないが、このまま行けばシーズンが終わるころにペレスのクビが飛ぶことは十分に有り得る。アヤックスに負け、ソラーリが解任され、新しい監督になっても負け続け混乱し、最終的に無冠で終わりCL出場権を逃すようなことがあれば間違いなく辞任する。
いくら彼の権力が強くても万の大衆が辞任を求めればその座に居座ることはできない。王が王であり続けるには大衆の支持が不可欠であり、支持を失えば首がはねられ新たな王が玉座に座るのは歴史が証明している。
ペレスが勝つのか、それともパージされるのかは今季が終わるまでに明らかになるだろう。残された時間はそれほど長くない。
選手放出
ペレスの進退有無にかかわらず来夏には大幅なチーム変更が行われることは確実だ。誰が放出されてもおかしくないし、ロナウドに変わる新たなスターが必要なことは明白だ。
放出の予想は以下の通り
◯放出
GK カシージャ ルカ
DF バジェホ ナチョ オドリオソラ
MF モドリッチ セバージョス イスコ
FW ベイル マリアーノ バスケス
GKの変更はないだろう。クルトアが加入しているしナバスはプレー面、メンタル面からも重要な選手。クルトアは好きなGKではないのでデヘア、ケパのほうが好みだがクルトアとナバスの体制が現実的。
DFはマルセロ、ラモス、カルバハルといった重鎮たちの放出も場合によってはある。とくにマルセロは低調なプレーが続いておりモチベーションの低下が顕著なため放出されても不思議ではない。カピタンはチームに与える影響が大きいためどう扱うかは不透明。シーズンが終わってから評価される。
MFは順当かと。モドリッチは明らかにモチベーションを欠きプレーが低調だ。セバージョスはマドリーの求めるレベルにない。イスコもロペテギが解任されて以降モチベーションが低下しており新たなチームで輝きを取り戻すほうがいいと思う。好きな選手なだけに残ってもらいたいが…。クロース、カセミロはシーズン終了後の評価、バルベルデは有望な選手なので来シーズンは飛躍しそう。
FWはベイル放出は120%。マドリディスタで彼のことを評価する人がいるのだろうか?ペレスの寵愛があるから残れるだけで本来ならもっと早く放出されるべき選手だ。高額の移籍金と年俸に見合った選手ではない。一刻も早く母国に戻ってもらいたい。残念ながらマリアーノはマドリーでプレーできるレベルにはなかった。バスケスは1番手ではなく控えで途中出場してこそ輝く選手なので、新たな血が必要なチームには不要かと。Viniciusはラ・レアルとの試合でみせたプレーを続ければ来シーズンは飛躍しそう。ベンゼマは技術的に世界最高のプレーを披露しているし接着剤の役割を任せれば世界一の選手なのでロナウドのような選手が獲得できれば残るだろう。もしスター選手が来なければ去ることになりそう。
ベルナベウの来場人数をみれば分かる通り、今シーズンはもう終わっている。無冠で終わるだろうしソラーリが続投することもない。ペレスの進退も不透明。アンチェロッティ&ジダンが構築した黄金時代は終わりを告げた。選手たちは新たなモチベーションを必要としており我々マドリディスタも新しい興奮を必要としている。
今起こっているのは常にタイトルと勝利を求められるマドリーの宿命であり、他のスモールチームでは起きない。
今シーズンが終わるまで何が起こっても不思議ではない状況になっている。冬にスター選手がやってくる可能性も否定できない、新たな監督になることもありうる、中核選手たちが放出されるかもしれない。
黄金期から新たな時代の産みの苦しみと思えばこの状況を楽しむことはできる。
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アザール移籍について
28歳の選手には高額すぎる移籍金
アザールがまたマドリーへの移籍願望をベルギーメディアに言ったそう。
ジダンが監督になる前からマドリーへの愛があったと言っているので、マドリーへ移籍したいと強く思っているのは間違いない。アザールの場合、ドルトムントからバルセロナへ移籍したデンベレと違いクラブへプレッシャーをかけ仲違いして移籍することは望んでいないようなのでマドリーとチェルシーの間で合意するしかないと思われる。
マドリーは今夏市場でもアザール獲得を強く望んだものの、2億£の移籍金を要求されたため頓挫した。ロナウドが去って得点力が低下しているため冬の移籍市場でも獲得のチャンスがあれば狙うことは間違いない。何しろマドリーとアザールは相思相愛だから。
ネックなのは年齢だ。来年28歳になる選手にネイマール級の移籍金を払うのは難しい。おそらくマドリーに移籍したとしても旬の期間は長くて4年だろう。20歳のムバッペとは全然違う。FFPが導入され収支バランスを気をつけているのに28歳の選手に高額の移籍金を支払うのはカタール国家に支援されたクラブ以外ためらうのは当然だ。
また、10代・20代前半の有望株を安い値段で獲得して育てる戦略をとっているので28歳の選手を獲得するのはリスキーな選択となる。
最近の報道ではアザールの契約が2020年と1年しかないため、1億7000万€までチェルシーが求める移籍金は低下している。チェルシーとアザール側へ新契約提示をしているが交渉はストップしているのこと。
ローン中のコバチッチを交渉に含めるとの情報もあるが、1億7000万€もの巨額の移籍金をマドリーが支払うことはないだろう。(一般市民には額がデカすぎて想像できない)19年夏に移籍が合意したとの噂もあるが、交渉は余談を許さない。
ベイルとのトレード
これは個人的な「希望」だが、ベイルとの移籍金なしでの交換トレードが実現できないのかなと思っている。来年の夏ではなく冬に。
ウエスカ戦で11試合ぶりに得点を決めたものの、今シーズンは低調なプレーが続いている。今シーズンだけじゃない。マドリーに来てからまともに1シーズン戦ったことは一度もない。ペレスの寵愛を受けているのでマドリーに残っているだけだ。
チェルシーはFIFAから若手選手の契約違反があり、来夏の移籍市場から2年間選手の獲得ができなくなる可能性が高いので、冬の移籍市場でドルトムントのプリシッチなど獲得へ動くとの情報がある。
もしアザールが新契約を拒否した場合移籍金ゼロで失うことになる。それなら冬のマーケットで調子が良いときは動けるベイルと交換したほうがいいのではないか。
ペレスから寵愛を受けているので難しいのかもしれないが、ロナウドが抜けて得点力が低下してチーム全体がマンネリ化している印象を受けるので冬に動く必要があると思う。
ベイルとアザールのトレードが成立することを祈っていよう。
※ソラーリ、いい仕事しているのでタイトル獲得して続投してほしい!